エントリー数は「競争」するものでも「誇る」ものでもない

エントリー数を増やすことは別に悪いことじゃない、だけど自慢をするものじゃないし競争するものでもない、むしろ謙遜するものだろ。そもそもエントリー数の多さを語ると言うことは「ふぇぇ就活こわいよー、とりあえず皆やってるし無思考に持ち弾増やしたよぉ」と言っているようなものだ。今度エントリー数を自慢する奴が現れたらそう言って笑ってやろう。
実際エントリー数は以前貼ったあのクソボタンを押せば一気に50増えることになる。だから嘘登録さえすれば小学生だってエントリー数を100にするのは難しい事じゃない。

大事なのは行動だ、だから失敗はしていい、だから恐れるな

では別の方法で他の就活生と差を付けるのはなんだろう?それは具体的な内定を取るための行動だ、もっと言えば選考に参加する回数。言うまでもなくエントリーしただけじゃあ内定は取れない。これを読んでる奴らの中には面接やお祈りメールを怖がって「選考の前に自己分析だ、試験対策だ、企業研究だ」と誤魔化して何も出来ていない奴も居るんだろう。これらをやることはマイナスにはならないだろうが内定を取るには選考に参加するしかない。特に企業研究は一次面接を受かってからで構わない。ここでどこぞのブラック企業みたいに「失敗はするな、だけど恐れるな」とは言わない。恐れずに力いっぱいぶつかって失敗してくればいい
だからまずはうだうだしてないで、直近の(選考を行う)説明会に予約したりES締切を見つけてまずは参加なり提出なりする

お祈りメールの数と言うのはエントリー数とは違い「お祈りメールを貰ってから立ち上がれた回数」であり「内定を取るための現実的な行動を起こした数」であり「反省と改善を続けてさえいれば成長回数」に他ならない。だから競争したり誇るべきは実際に選考を受けた数やお祈りメールの数だ(但し反省を行わなければ持ち弾が減らない分、エントリー数を自慢する意識の高い学生(笑)の方がマシ)。名誉の負傷とばかりに誇らしげに語ってやろう。「100社エントリーして毎週合同説明会に参加しているがどこの選考も受けてない就活生」と「5社しかエントリーしてなくて合同説明会に参加したことがないが一回選考を受けた就活生」だったら後者の方がずっと進んでいる。
また通過率などは(受け答えを複数考えていてそれらの効果の比較みたいな実験をしていない限りは)あまり気にしない方がいい、それを気にすると通過率を他人と比べて落ち込みかねない。通過率がいかに低かろうとも最後に(モルモットでない、志望度の高い企業の)内定さえ勝ち取れば良いのだから気にする必要はない。そんなものを計算する暇があったら今受けた選考の反省と次の企業のES作成だ。
実際、お祈りメールを貰いまくってた時に就職課に相談しに行ったら行動そのものを褒められた。

それでもエントリーってどれくらいすればいいのか知りたい

ここまでエントリー数の無駄さを説いても不安になるから何かを参考にしたくなるだろう。
どうしても先輩のエントリー数を参考にしたいなら、内定者のエントリー数を参考にしない方がいい、ましてや実績や実力や高コミュ力や良い容姿(武野さんの言葉を無断拝借すると有能学生)のエントリー数は絶対に参考にならない、モノホンの有能学生はそもそもエントリーする必要すらない。こういった人たちの話を聞くと無意識もしくは意識的に「これくらいやれば内定は取れるのか」と思いかねない。そしてその人達の選考参加数を越えたところで自分に自信を失って頑張るのをやめてしまう。(学部時代に経験あり)
だから参考にするなら無い内定の人たちのエントリー数だ。「少なくとも彼らよりも多く動く必要はある」と言う指標にはなるしその選考回数を越えたところで落ち込むわけがない。せいぜい「やっぱこれくらいじゃだめか」って思うくらいだ。


世の中には確かにこのように一発で内定を取る人だっている。だけどそれは有能学生だったのか運が良かったんだろう。本人曰く実績も実力も普通の先輩だったそうだ。でも国際学会って十分すごいんじゃ.....←多分俺がクズ院生なだけかも

また釣りの話がうけたそうだ。だからと言って釣りを始めてみたりするのは愚の骨頂。にわかでは深いところまで突っ込まれたら答えられないし(このブログを見てる層は「にわか」のウザさは分かるだろ)、話しててつまらない。やるならば自分の趣味を魅力的に話す方が楽しいに決まってる、持っている手札で勝負するんだ。

オマケ

俺のリクナビの最終状態(個人情報に関わるところがあったため一部削除)

冒頭に書いたようにあくまでも自慢ではなくてむしろ就活上級者(笑)(自虐の皮肉だよ)、クソ学生っぷりを示すため 、そして参考のために貼っておく。 なお、お祈りメールを貰ったのは登録解除をした模様、つまりMAXや合計はこんなもんじゃない。

↓就活上級者について