ピースウォーカーを始めてみた

MGS4をクリアしてソリッド・スネークと言う漢の物語を完結させたので、今度はネイキッド・スネークの物語を完結させるためにPWを始めてみた。
クリアしてからレビューしようと思ったがそろそろ我慢できなくなってきたので言わせてもらう。
悪い、これはクソゲーだ。何だかすげぇ賞をいくつか取ったらしいがついでに「クソゲー・オブ・ザ・イヤーも付けてやれ」ってレベルのクソゲーだ。
初めてMGSをやった人が戦車で詰んだらしいがそりゃそうだ。だってこれ、経験者でも簡単に詰めるもん。てかこれは「メタルギア」はおろか「MGS」を名乗って欲しくない。しかし、これのせいで嫌いになってなくて良かった。
何が酷いってボス戦がひどすぎる、まぁ敵さんが強いのは許すとしよう。自分の実力不足ということだろうから。
まず取り巻きの雑魚どもが出てくるのが限りなく不愉快だ。これボスと両方同時に攻撃されたらさばけないだろ。マシンガンとかアサルトライフルとか装備しようとすると2つしか無い貴重な銃器のスロットが一つ埋まるし。
あと簡単に詰めるってどういう事だ。なんとこのゲーム、支援要請を持って行き忘れただけで弾不足で簡単に詰むことが出来る。いくら伝説の英雄と言えども武器じゃなきゃあ届かないもんな。大体こう言う特定の武器が必要なステージってのは弾切れになった時にそのアイテムを出して詰まないような配慮をするものでは無いのだろうか。こういった配慮は少なくともMGS1にはあったはずだ。若しくはステージに入る前にアドバイスしたりさぁ。杉田「スネーク、弾切れの可能性がある、支援要請を付けるんだ」とか「スネーク、そんな火力では倒すことが出来ないぞ」とか、このように少し考えればやりようはあったろうに。現代なら容量なら有り余ってるんだからそのくらいの機能は付けられるだろ、むしろムービーをひとつ消してでもそういった気遣いを付けるべき。
確かに昔にも詰むような要素はあった。初代なんて捕虜を少しでも殺したらランクが下がってプラスチック爆弾が足りなくてクリア不能になり最初からやり直すはめになるが、まぁファミコンの時代なら仕方がないし捕虜を好き好んで殺す奴なんていないだろう。
あとローリングやりにくくね?一瞬でボタンから手を離さないとしゃがみになっちまう。ここは慣れか。
無線で有効な武器を教えてくれるのは当たり前だとして、それの場所を教えてくれないのはひどすぎる。ガチでこれクソゲーと名高いファミコン版以下だぞ。せめてファミコン版なら場所くらいも教えてくれたろうに。て言うかファミコンなら何とか虱潰しに探せる範囲である。自由度の高いPWで虱潰しに探せと言うのか?杉田「空中機雷を使え」....で場所は?

あとさ、「不殺」とかがテーマな筈の作品なのにフルトンの装備可能量によっては殺した方がめんどくさくないってどうよ。敵さんの増援、無限増援と見せかけて品切れありだった。起きそうになったら一々スタンロッドで気絶させてたがこれじゃあぶち殺しまくった方が断然楽じゃねぇか。俺さ、「不殺」とかのテーマを信じて麻酔銃が存在するMGS2以降は平和主義を貫いてたんだぜ.......。そいつを最後の作品で殺人鬼にしてどうする。


あーあ、ボス戦さえ無ければ良作で済んだのに。フルトン回収して仲間を増やしたりとかマザーベースとか作ったり武器を開発するのは結構嫌いじゃないんだぜ。ムービーもあえてあの水墨画チックな感じは嫌いじゃない。でも、それをボス戦が全てを台無しにしてやがる。

参考
D
ガチでこのレベル